11月2日は、京都のギャラリー巡り。最後に恒例の高瀬川彫刻展を見て帰ります。 | ||
今回で13回目だそう。高瀬川の三条から四条にかけて20体ほどの作品が展示されています。 川の流れの中にオーソドックスな裸婦像から奇抜な(^.^)モダーン・アートまでが点々と並んでいます。 全部は紹介しきれないので、個人的に気に入ったのを数点紹介。 |
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貴志カスケさんの「世界はバランスでもっている」です。 やじろべえのようなモビールのような、タイトルそのもの(^^; という作品。 |
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近藤嘉晃さんの"Soil art (floatinng)" です。 「土人形(浮かんでいる)」という意味(直訳)ですけど、意訳すると「泥人形を川に浮かべる危うさとか愚かさ」を言いたいのかな(^.^) |
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今井靜蓮さんの「母と子(2)」です。 石の台座に白いオブジェが載っています。実はよく分からない(@_@)のですが、玉子のような鳥(牝鶏?)のようなにみえるので、ニワトリの親子かな??? |
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山田実さんの「EHOー恵方 (2019 東北東 八白)」 N35° 00' 59" E135° 77' 04" 下の経緯度は現在地(四条木屋町上る)を示しているのでしょうか。作品は風水の吉方位を表す表(年盤)をイメージしてるのかな(^^) |
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玉川義人さんの「獅子と狛犬 阿吽2019」です。 丸々と太った(^.^)狛犬ですね。バックの料理屋さんの黒塀と照明にマッチしてます。わざとこの場所を意識して選ばれたのかな(^^) |
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最後は、佐藤浩二郎さんの "Instagram spot in TAKASEGAWA" です。 河原の喫煙スポットに立つ愛の樹💛 『渡って写真を撮る(撮ってもらう)ことができます。ただし川にハマる\(~o~)/危険があるので自己責任で』との注意書きアリ(笑) 観客参加型のオブジェですが、しばらく待ってましたけど誰も渡らんかった(^^ゞ |
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嵯峨美短大イラストOG・OB展 in 同時代ギャラリー
11月2日は京都のギャラリー巡り。 祇園古門前のArt Spot Korinから三条大橋を渡って同時代ギャラリーに移動します。 |
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ここでは、嵯峨美短大のイラストのOG・OB展をみます。 | ||
嵯峨美イラストの卒業生、ベテランからこの春卒業したばかりの若い子までなんと53名の作家さんが作品を寄せておられます。 (パノラマ写真はクリックすると少し拡大します-PCのみ) |
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今年のテーマは「わくわく」-なので、カラフルで、ポップなの絵が多いです、もちろんシックでデリケートな作品もあります。写ってませんが立体作品も少しあって、いろんな嬉しいこと、楽しい事、心の弾むこと(*^_^*)が見れました。 (パノラマ写真はクリックすると少し拡大します-PCのみ) |
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お誘いくださったちむら まゆさんの作品。ハロウィンとお誕生日がテーマです。 今年はTop写真のポスターの原画も担当されたのだとか(^.^) |
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家原恵太 個展「HOME」in Art Spot Korin
11月2日は京都のギャラリー巡り。 五条モールをでて、祇園古門前のArt Spot Korinに移動します。 |
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家原恵太さんの個展「HOME」が開催中です。(11月10日まで) | ||
タイトル通りというか(^^ゞ 建築パースのような「家」の模型が街を形作っています。 「家」には、生活感はおろか、ドアも窓も装飾らしきものもありません。 展示室は薄暗く、スッポトライトがまぶしいです。 (写真は鳥の目(俯瞰)を意識して写しています) |
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置かれていた説明文によれば、「作家さんが現地で実見された東日本大震災や次々起こる台風や豪雨により、壊され流された「家」のイメージをもとに今はもう無い・あるいは住まいとしての機能を失った家屋をモチーフとして制作されておられる。」そうです。 (この写真は、通常の目線で写しています) |
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この作品は、「子供のころ見た近くの家が取り壊されるとき家の断面をみせて放置されていた記憶」のイメージだそうです。 どの作品も非常にシンプルながら、深く心に残る展示でした。作家さんが遅れてこられてお話が伺えなかったのが残念でしたが(^^ゞ 明日(11/10)までですが、お近くの方は見に行ってください。 詳しくはギャラリーのHPまで |
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山内雅裕個展「Focus」in 五条モール・ギャラリーbgm
文化の日の3連休初日の11月2日は、朝から快晴。京都市内のギャラリー巡りしてきました。 | ||
最初に向ったのは、五条モール内のギャラリーbgmで開催中の山内雅裕さんの個展「Focus」です。 ここは、もと花街の五条楽園のお茶屋さんだった建物をリノベーションした複合ショップ。ショップやオフィスやギャラリーやカフェが元客室に入居しています。中には短期レンタルのフリースペースもあったりします(^^) |
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展示室に足を踏み入れると、作家さんとオーナーさんと大小30枚以上の作品が迎えてくれました。 |
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背景の写真を元に描かれた絵の上に、ドローイングが油彩転写(一部は直接描き込み)されています。 詳細な背景と、コミカルな線画、どちらに焦点(題名の"Focus")を当てるかによって見え方が違うという面白さをねらっておられるそうです。 |
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背景と線画は、まったく関係ないモチーフが描かれてます。その落差も面白さのひとつなんでしょうね(笑) 写真では、なかなか分かりにくいので、11月24日(火水木休廊)までやってますので、足を運んであげてください。 詳しくは、ギャラリーbgmのHPへ |
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アトリエとして使われているお部屋を見せていただきました。遊郭らしく原色の色硝子に凝ったデザインの窓桟。昭和30年代の匂いが残ってました。 このアトリエの作家さんは、サンドアート集団SILTで砂絵のパフォーマンスで活躍されてた方です。何度か公演を見せてもらいましたが、珍しいところで再会してびっくり(^_^) アートの世界は狭いんですね。 |
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「佐竹本三十六歌仙絵」展 in 京都国立博物館
京都国立博物館で開催中の「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展をみてきました。 昼間は混雑するかと思って、土曜日の夕刻からの夜間拝観(午後6~8時)で鑑賞です。 |
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観光客がほぼ帰った夜の京博は、旧館がライトアップされて迎えてくれます。 観客もこの時間帯にじっくり楽しもうとするひとがほどほど入って、並ぶこともなくマナーも良く、王朝の美に浸れます(^^) |
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さて肝心の展示ですが、ネタばれになるので詳しくは書きませんが(^^; 展示替えがあるので25点ほど並べてあります。 率直な感想は、「意外と地味やなぁ(^.^)」 華やかな姫(女性歌人)は、小野小町しかなくてあとは、殿(男性)と坊主(僧侶)ばかり。詫び寂びを重んじるお茶席の掛物として珍重されるので、表具も落ち着いたものが多くて、よけい地味に見えるのかもしれません(笑) ただ佐竹本以外の三十六歌仙絵や伊勢物語・源氏物語の絵巻物、近世の屏風絵に仕立てられた歌仙群像図など華やかな王朝絵巻を今に伝える展示品も多く、楽しく見て歩けます。 |
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オプションとして、アニメ「ちはやふる」の原画が飾ってありました。これもカルタを通じた和歌の現代の受け入れ方のひとつですね(^.^) | ||
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