ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

特別展「法然と極楽浄土」at 京都国立博物館

  今週に入って、急に冷え込んできましたね(^.^)
先週末はまだ昼間はポカポカ陽気で、お散歩を兼ねて京博へ行ってきました。
 

  来年は浄土宗開宗850年ということで、法然上人関連ゆかりの行事が各地で行われています。

この展示の見どころはいっぱいありますが、まず普段はお寺の厨子や博物館の書庫に仕舞われてなかなか見れない国宝や重文が一度に揃うところがスゴイですね。

会場は撮影禁止ですが、入り口の壁画は、法然上人絵伝第37巻「法然上人の臨終に際し、極楽から阿弥陀さまが菩薩さま方を従えてお迎えに来られる」ところ
 
  中庭の立て看板は、3年をかけて修理された「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」
線香の煙でいぶされて(笑) 黒ずんでいたのが、クリーニングで明るくなりますた。
 

  この展示で唯一撮影可能なのが、香川県法然寺蔵の「仏涅槃群像」
実物大の立体涅槃像は、見るものに迫りますね。
 

  数年前の法然上人800年大遠忌の際にお参りして、拝ませていただいたことがあります。
門前の食堂の讃岐うどんの美味しさと琴電の仏生山車庫の見物と共に記憶に残ります(^^;
 

  会場を出ると、秋に日はつるべ落とし。
西の空に沈む太陽に極楽浄土を観想する「日想観」ができました。
南無阿弥陀仏
 

  京博の前に、六波羅蜜寺に参りました。
国宝の秘仏「十一面観音菩薩像」が12年に一度、辰年にご開帳されます。
やはり撮影禁止ですが、お庭に写し像でその優美なお姿を感じて下さい。
 

  松原通りのとある民家に飾られた猫ちゃん。バックは祇園祭ですね。  

  四条河原から暮れなずむ三条大橋をのぞむ。
街路樹もすこし色ついてきました。
 

  民家の向こうに沈む太陽。丸太町橋の街灯はや点灯しています。
*
 
(前の記事) (まばら・未塵子・eri gohou 展)  
(次の記事) (叡電ネタです(^^;  
読んでいただいてありがとう! 
(TOP記事へ)