6月30日の京都の街歩きの続きです。 朝早くから東寺の蓮池に行ったのですが、すでに見頃過ぎでたいした写真は撮れず(^^ゞ 京都御所の近くに移動します。 (前回の街歩きの記事) |
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6月30日は夏越の大祓の日、半年間の穢れを払ってもらおうと下御霊神社に参ります。 雨にもかかわらず、茅の輪くぐりをするひとが続きます。「水無月の夏越の祓するひとは、千歳の命延ぶというなり」と呪文を唱えながら左、右、左と8の字にくぐるのが正式な作法です。 |
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仙洞御所の塀にそって寺町通りを北へ。さすがに雨降りで観光客はほとんどあるいてませんね(^^ゞ | ||
梨木神社につきました。ここも閑散としています。普段の休日なら染井の水を汲みに来るひとをみるのですが、誰もいません。 ここは萩の名所なんですけど、まだまったく咲いてませんね。ただひとつ染井の前に雑草のヌスビトハギかもしれませんがピンクの花が咲き、年中赤い葉のカエデと秋の風情をみせてくれてました。 |
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梨木神社の向かいの廬山寺に参ります。 シンプルな(^.^) 手水鉢ですが波紋が美しいですね。 最初は、本堂で頭をさげてすぐ帰るつもりだったんですが、急に雨脚が強くなってきて、雨宿りを兼ねてお庭を拝見させていただくことに。 |
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この廬山寺のある一帯は、平安の昔、源氏物語を書いた紫式部の住まい(藤原兼輔邸)があったところとされ、桔梗の咲く白砂と苔で造られた庭を「源氏の庭」と呼んでいます。 | ||
ちょうど低気圧が通過するところか、土砂降りの雨が降ってきましたが、紫式部のライバル(笑)の清少納言の書き残したように、『雨など降るもをかし』ですね。 | ||
大雨はムシムシした空気を一掃し、白砂も苔もしっとりと濡らし、風情のある情景を届けてくれて良かったです。 | ||
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(当ブログは、2019年5月24日より「ココログ」より載せ替えました。 ココログの記事は【こちらで読めます】) |