ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

グループ展「なないろ」&「ヨシカワノリコ個展」in ギャラリーそら

  順番が逆になりましたが、11月22日の会社帰りは、ギャラリーそらさんによってきました。  

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  手前で京都芸大の版画専攻の卒業生グループ展「なないろ」を、奥では、「ヨシカワノリコ展」をやってます。  

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  黒瀬あや子さんの作品は、ビニールひもを編んで作ったオブジェ。生命力を表現しているのだそうです。  

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  加藤茜さんの作品は、コントラストが効いた動物をモチーフにしたモノクロ版画。
白と黒は、「生と死」「光と闇」「表と裏」など表裏一体のバランスを表しているそうです。
 
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  田村栄理さんの作品は、同じくモノクロで動物をモチーフにしてますが、細かい点描・線描で表現されています。  

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  春裕実子さんの作品は、4人の中で唯一、色があります(^^)
「記憶の中でしかカタチとして残らない」と表現される朦朧とした画風が特徴的です。
 

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  ヨシカワノリコさんは、書道家で墨で描くイラスト風の作品も作られています。
この「無」という文字をだんだんデザイン化していって、最後はピアノに化けさせる(笑)手法は洒落てます。
 

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  墨の線で、サラッと描いて朱墨で眼鏡や服の模様を色付けした右側の作品。小さな点(・)で描かれた目が作品の決め手と感じました。

左は、作家さんの意図とは違うでしょうが、三尊佛を思い起こしました。
 
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