ピンぼけブログ館II

地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

「住友洋画物語」展 in 泉屋博古館

  関西地方も梅雨入りしました。散歩大好きおじさんには、秋風の吹くまで、歩数が伸びず苦しい時期です(^^;

さて、6月6日の散歩の最後は泉屋博古館の「モネからはじまる 住友洋画物語」展で締めました。
 

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  近代住友財閥の基礎を築いた住友友純(号:春翆)が1897(明治30)年の欧米視察の際に買い求めた、モネの油絵2点が住友洋画コレクションの始まりだそうです。  

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   住友友純が招来したクロード・モネの一枚ー「モンソー公園」(1876年)です。
もう一枚は、「サン = シメオン農場の道」(1864年)です。
 

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  浅井忠「グレーの森」(1901年) フランス留学時に滞在したグレー村の情景だそうです。

友純は、洋画家の鹿子木孟郎とともに、浅井忠や黒田清輝といった洋画家を支援し、作品をコレクションしていきます。
 

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  岸田劉生「二人麗子像(童女飾髪図)」(1922年)有名な麗子像のシリーズの一枚ですが、麗子が二人描かれているのが異質ですね。

友純の長男の寛一は、岸田劉生と親交を結び二人麗子図や劉生の自画像をコレクションしています。
 

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  ルノワール静物」(1910年代) 多くの果物のある静物画を描いたルノワールですが、晩年の作といわれます。

次男の友成も戦前・戦後を通して多くの洋画をコレクションしています。
 

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  住友の商標である「菱井桁」は、住友の屋号「泉屋」に由来します。天正18年(1590年)に蘇我理右衛門が京都で銅精錬、銅細工の店(屋号・泉屋)をおこし、その際「いずみ」を表すものとして「井桁」を商標として用いたのが始まりだそうです。

展覧会のパンフレットをもとに目玉の作品を紹介しましたが、ほかにも国内外から集めた著名な作家の作品が展示されています。
その昔は、大阪の本宅をはじめ、全国各地にあった住友家の別邸を飾ざっていた名画を財閥の御曹司(笑)になった気分で鑑賞してみてください。
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