ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

ryoku個展「ひだまり2021」 & グループ展「花のいろはⅡ」in スナバギャラリー

  4月12日は、会社帰りに、SUNABAギャラリーに寄ってきました。  

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  ryoku 個展「ひだまり2021」とグループ展「花のいろはⅡ」をやってます。  

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  ryokuさんの展示は、昨春に予定されてたものの、コロナで延期になり一年遅れの開催です。

鉛筆画で、大小20数点が並んでます。
薄く消え入りそうなタッチで描かれており、サッと見ただけでは何が描いてあるのかわからないくらいです。
立ち止まってじっと見つめたり、少し視線をずらしたりすると、光線の加減か、線が際立ち主題が浮かび上がってくる一瞬があります。
 

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  そうして見ることができたモチーフは、ひとりか二人の人物。微笑んだり、愛を語らったり、お喋りしたり。
何となく心が温まってくる気がします。
 

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  モノクロの濃淡だけで仕上げてあるのに、時に色が見え、モデルのつぶやきやBGMまで聞こえてくるのが不思議ですね(^_-)-☆  

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  奥のコーナーは、グループ展「花のいろはⅡ」

逢いさんの作品。左から「おもい」「未練」「交わる」。
女性の感情を花とともに描かれてます。真ん中の女性の表情や仕草に圧倒されますね。交わる二人の恍惚の表情もいい。
 

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  谷阪美由紀さんの作品。左から「花唇」「ひかえめな愛」「まどろみ」
それぞれ牡丹・椿・ヒナゲシが描かれています。
「花唇」の昔の化粧品のポスターのようなレトロ感が好きです。
 

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  すみれ糸星(シセイ)さんの作品。左から「傷ついたドールケース」「祈る花のコッペリア」「憂いの花のコッペリア
妖しく物悲しい雰囲気の作品ですね。「傷ついたドールケース」は真ん中の柱が盛り上がって半立体作品になってます。花は周りに飾りのように描きこまれていますが、あるいは主題と関係あるのかな?
 

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  萌木ひろみさんの作品。左から「モルペウスの夢Ⅰ」「彼と彼女と2人の女」「モルペウスの夢Ⅱ」
不思議な絵です。モルペウスはギリシャ神話の夢の神。

きれいなお花の絵が並んでるだけ(笑)、じゃないのがSUNABAギャラリーらしいですね。
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