ピンぼけブログ館II

地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

勝木有香・颯ヒロセ二人展 "FLAT OUT !!! " in yuge

 

3月1日は、夕方になって自転車で数分のところにある下鴨の "Alternative Space yuge”へ。

 

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  勝木有香・颯ヒロセ二人展 "FLAT OUT !!! " をやってます。  

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  勝木さんはこのブログでもよく紹介してますが、画面を動き回るキャラクターたちの残像を線として再構成したシルクスクリーン作品を制作されてます。
ハガキ大の小品から、壁一面に広がる大作まで自由自在。ここ数年少しずつは変化をつけながらもブレることなく基本を追い続けている姿勢に好感を持ってます。
 

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  颯(そう)さんは、東京で活動されてる作家さんで、雑誌やテレビや映画から発想を得て、物語を感じさせるキャラクターやその活躍する世界を描かれてます。
その作風は、若い作家さんなのに、昭和のかほり(^^)がするような懐かしさを感じさせてくれます。アニメ作品をビデオで流してあるBGMが、無声映画時代のドタバタ喜劇で流されていたような音楽で、おじさんにはいたく感動を受けました(^^;
 

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  技法も作風も違う2人なのに、違和感なく収まってるんですね。やはりカートゥーンアニメーションを制作の出発点にしてるからなんでしょうね(*^^*)

 
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嵯峨美大卒業進級制作展

  2月11日は、嵐山で福田美術館を見たあと、ちかくの嵯峨美術大学の卒業進級制作展をみてきました。  

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  スペースの都合で、大学院生の展示のみ紹介。
[お誘いありがとうございますm(__)m]
 

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  院1年の木本小百合さんの作品。
1月下旬の個展でも見せてもらっていますが、そのとき「加筆して制作展に出します」って、言ってられたけど、どこに手を加えたのかよくわからない(^^;
けど、クロス(十字形)の集まりで100号のキャンバスを埋めるのは大変だったでしょうね。
 

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  スケールの大きさで負けないのが(笑)、勝木有香さんの版画作品。
今回は黒一色で刷り上げてます。

2か所ポップアップのように別のパネルが貼ってあるのがアクセントになってますね。
 

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  西山たかみさんの作品。コラージュではありませんが、何枚もの紙を接ぎ合わせて1枚の作品に仕上げられてます。  

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  牛の顔を拡大したものですが、パネル毎に色調が微妙にあるいは大胆に(^_^)ズレて面白いです。  

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  ここから日本画専攻2年次の卒業作品。
北川花純さんの「溜」と「落日」。『日常の一場面を飾らずに表現することで、人間の内面や個性を浮き彫りにする』のがテーマだそうです。
特に左の女の子の不貞腐れたような表情と投げやりなポーズが目に残りますね(^^;
 

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  菊池友希さん「蓮図」
日本画ではよくみるモチーフですが、あえて枯れ蓮を描かれてます。花托に金箔を葉には銀箔を使ってますが、銀箔は錆止めを施してないので、時間の経過とともに腐食が進むのだとか。『美は永遠ではないが、鑑賞者はその一瞬を目撃する』のだそうです。
 

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  青木香織さんの「白雲のうつろい」
作家さんが追及されている『うつろいゆく心情』が集大成されたような作品です。
モデルの少女たちはもちろん、背景も消え入りそうな在るか無しかわからないようなか細い線と淡い彩色で表現されています。
写真ではもちろん実物をみてもじっと目を凝らさないと線や色は浮かんできません。
 

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  もちろん学部、短大生の作品にも素敵なのがいっぱいありましたが、1点だけ紹介(^^)
造形学科複合4年次の奥谷朱音さん「もふもふのおすそ分け」
これスペースの関係か(笑) 廊下に展示されてます。通るひとの多くが写真に撮ってました。
*
 
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「美人のすべて」展 in 福田美術館 と冬の嵐峡

  2月11日は、嵐山の福田美術館に行きました。  

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  企画展「美人のすべて」をやっています。  

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  京都を代表する女流画家上村松園と、江戸の浮世絵の伝統を継ぐ鏑木清方・伊藤深水の東西の美人画の名品をはじめ、木島櫻谷、下山観山、伊藤小坡等々。  

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  昼から行ったので少し観覧者は多いですが、それでも並ぶほどではないし、すこし待てばお目当てをじっくり鑑賞できるタイミングもあり(^^)  

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  こちらは、2階の江戸の浮世絵コーナー。近代以降の美人画との対比も面白いです。非常にアバウトですが(^^; エンターテイメントとしての浮世絵美人画とアートとしての近代美人画の違いでしょうか。  

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  この日は昼間は日が差して暖かったので、また嵐峡を散歩してきました。
亀山公園の入り口の白梅が見頃です。
 

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  12月上旬に来たときはまだツボミが多かったやぶ椿も、満開になってます。  

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  「寒いから舟遊びをするひとはいないかな。」って思ってましたが、一艘漕ぎ上ってきました。
エメラルドグリーンの水面に冬の斜め光線が落ちます。
 

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  波がしらがキラキラ光るなかを列を組んでながれ下る鴨たち。  

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  リモコンのミニチュア屋形船(全長30cmくらい)
*
 
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アラキドン個展「わたしまけましたわ」in cafe Eins

  2月1日は、阪堺電車のあと一旦帰宅して、北山駅ちかくのカフェEinsにアラキドンさんの個展を見に行きました。  

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  一度みたら忘れられない(^^; 個性的なキャラです。  

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  土曜日の夕方とあって、お店は賑やかでした。  

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  スイーツとコーヒーをいただきながら、アート鑑賞(^^)  

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  お店で展示の場合は、作品に近づけないことが多いのが残念ですね(^^;  

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  お友達と談笑中の作家さんとも少しお話できました(^^)
*
 
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仏教の思想と文化「インドから日本へ」・「仏像ひな型の世界」龍谷ミュージアム

  1月26日は、龍谷ミュージアムに「仏教の思想と文化-インドから日本へ-」の特集展示「仏像のひな型の世界」を見に行ってきました。  
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  展示は3部構成になっていて、第1部は「アジアの仏教」-インドで生まれた仏教がアジア全域に広まる過程を、
第2部は「日本の仏教」-仏教が日本へ伝来し、日本社会に根付くまでを、
第3部は、特集展示「仏像ひな型の世界」です。

第1部には、ガンダーラ仏、敦煌仏、アショーカ王碑拓本、タイ国の僧侶の衣装や持ち物など、なかなか見られない貴重な資料が並んでいます。

第2部では、飛鳥から室町時代にいたる仏像、仏具、経典が展示され日本での仏教の流れがわかります。
当然ですが(笑)、浄土教~浄土宗~浄土真宗の展開の資料は多いですね。

ひな型展では、ひな型と実物(パネル)の対比が面白いです。仏像を作るにしても、いきなり木や石を彫り出すのではなく、まず設計図にあたるひな型を作ってよく検討し、それを素材に拡大転写して墨線をひき、さらに錐で小さな穴をあけて、墨線が消えても位置をずらさない工夫をしているんですね。

ひな型は依頼主への説明資料にもなり、似たような仏像を作るときは、使い回しもし、完成品を収めてからも、どんな作品を作ったか手控えにもなる。
いろいろ活用されたみたいです。
 
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